奇跡の回復力
担当医の話のあと、わたしたちはいつ病院から呼び出しがあってもいい覚悟をして、日々を過ごしていました。
2~3日しかもたないと言われてから、4日経ち、病院から何の連絡もなかったのですが、5日目、義姉から電話がありました。
「担当の先生からお話があるので、来てください」
とのこと
翌日、義姉と、義兄と、旦那の4人で話を聞きました。
「手が壊死して、翌日に腕まで壊死して、このままだと数日の間に心臓まで壊死するのではないかと思われたのですが、抗生剤の効果か、腕の壊死で止まっています。
毎日可能な限りの抗生剤の点滴をしているのですが、普通、高齢だと、抗生剤の点滴治療で他の臓器に支障をきたしたり、ずっと寝たきりの状態が続くので、認知症になったりするのですが、幸い、それもなく、壊死も止まっています。
数日前は、白血球も3万だったのが、今は6000に、CRPの数値も30から6に戻りました。
おそらく、この分だと危機は脱出して、とりあえず、命の危険はなくなったと思われます。」
そういって、義母の腕の写真をみせてくださいました。
義姉「すごい!」
わたし「すごい回復力!」
旦那「生き抜く力がすごいな」
先生「そうですね、驚異の回復力ですね。
抗生剤の点滴もあまり長く続けるのもよくないので、様子をみながら、徐々に回数を減らしていくことにします
また何か変化があればお伝えします」
わたしたちは、先生に、よろしくお願いします。と言って、病院を離れました
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