相続の手続き~銀行編
葬儀が終わって、ゆっくりする暇もなく、手続きに走り回りました。
人ひとり亡くなるって、こんなにもいろんな手続きが必要なんだなぁ~と、改めて思いました。
★銀行、ゆうちょ銀行の相続手続き
葬儀社への支払いは、母の定額貯金からしかできなかったので、まず、この手続きから始めました。
銀行もゆうちょ銀行も、電話で母が亡くなったことを告げると、相続関係を詳しく書かれた書類を送ってきてくれました。
でも、誰にでも当てはまるように書いてあって、膨大な量なので、やはり窓口で直接聞いたほうが早いです。
ゆうちょ銀行は、窓口で必要な項目を記入後、相続センターへ提出してからの手続きになり、2~3週間かかるので、なるべく早めに手続きを開始したほうがいいです。
☆必要な書類
①亡くなった人の生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本
②相続する人全員の印鑑証明と印鑑
③亡くなった人が今まで使っていた通帳、キャッシュカード、印鑑
④亡くなった人と相続する人との関係がわかる戸籍謄本(亡くなった人の戸籍謄本に記入されていればそれでOK)
⑤相続人の実印(これは、信託銀行のみ)
①亡くなった人の生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本
これを集めるのが大変です。
まず、亡くなった人の最終本籍地で戸籍謄本をもらい、その戸籍謄本に書かれている、どこから転籍したかという場所へ、次の戸籍謄本をもらいにいく、という、順番に過去へとたどっていくのですが、
亡くなった人の生きてきた足取りをたどる旅に出る・・・という感じですね
郵送でも受け付けてもらえますが、時間がかかるため、多少時間がかかっても自分の足で行ける場所にあるなら、行ったほうが早いです。
母は四国出身で、さすがにそこまでは行けないので、郵送でお願いしました
戸籍謄本は一通750円します。
結婚や転籍をしていたら、その都度必要なので、最低でも2部か3部、余分にとっておこうと思うと、かなりの出費になります。
銀行やゆうちょ銀行などは、原本をもっていかなきゃならないですが、窓口で提出したあと、行員さんがコピーをとって返してくれますので、
銀行全般で1通あれば十分だと思います。
ただ、土地や株の相続には原本を提出しなくてはいけない場合のあるので、その辺はよく確かめて、余分にとるとしても1通ぐらいにしたほうがいいと思います。
●郵送でお願いする場合
必要な書類
・戸籍謄本郵送請求書(各市町村のホームページに、請求書がダウンロードできるようになっていますので、それをダウンロード、印刷して提出すればいいですが、
パソコンがない場合、自分が住んでる市町村にある戸籍謄本郵送請求書で代用してもいいそうです)
・定額小為替(1通750円+必要枚数+手数料)
戸籍謄本は、もしかしたら、そこが最終地かどうかわからないし、転籍しているかもしれないから、電話でしっかり問い合わせして、何部必要なのかを聞いてから定額小為替を購入したほうがいいです。
母の場合も、除籍謄本と、原戸籍の2種類がありました。
・返信用封筒(長3)に住所、氏名を書いて、切手82円(足りない場合、送られてきたときに不足分として支払ます)を貼る
・請求者の、本人確認書類のコピー(運転免許証や保険証など)
②相続する人全員の印鑑証明と印鑑
印鑑証明は、3か月以内のものが必要なので、戸籍謄本など、必要書類を全部そろえてから取り寄せたほうがいいです。
わたしの場合ひとりっ子なので、自分のものだけでよかったのですが、兄弟がいて、忙しくってなかなかとってきてもらえない場合、書類の手続きをまとめている方が最後にとりに行ったほうが確実だと思います。
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