*

蜂窩織炎(ほうかしきえん)

公開日: : 最終更新日:2021/02/03 介護, 家族について, 病院, 義母のこと , ,

翌日、病院に行ったら担当の先生から説明があるとのこと

コロナウイルスの関係で、病室には入れないので、面会室で説明を受けることになりました。

先生がノートパソコンを持ち出し、写真を見せてくれました。

それは、義母の右手が、グローブのように腫れあがった写真でした。

「今、抗生剤の点滴を続けていて、熱は38度に下がったんですが、右手がこんなに腫れあがったんです。
最初、親指が痛いというので、みたら、腫れていたんですが、それが数時間の間に右手全体に広がったんです。」

義姉と顔をみあわせました。

「そういえば、親指がさかむけして痛いって言ってたよね」

そう、親指の爪のあたりがさかむけして、痛いといって、皮膚科でもらった薬を塗っていたんです。

義母は痛いとこだらけで、口の中は口内炎、唇のあたりも荒れていて、皮膚科でもらった薬をあちこちに塗っていたので、親指の爪のさかむけといっても、そんなに気にしていませんでした。

そのことを先生に話すと、

「年齢を重ねると、体中の水分が減ってきますからね。
皮膚のあちこちが乾燥して、肌荒れやささくれもできやすいんです。
おそらく、親指からウイルスが入ったのでしょう。
切開してみないとわからないですが、おそらく蜂窩織炎だと思われます。」

蜂窩織炎(ほうかしきえん)、初めて聞く言葉でした。

蜂窩織炎とは、皮膚および皮下組織に生じる急性細菌感染症で、主にレンサ球菌やブドウ球菌が原因になることが多い
症状としては、患部の皮膚に発赤、痛み、圧痛がみられたり、発熱や悪寒が生じる
治療は、抗菌剤を用いる

個室にいるため、特別に面会を許可していただきました。義母に会うと、意識はしっかりしていて、わたしたちと普通に会話できました。

そして、手がすれるだけで痛い、痛いと言ってました。

しばらく、抗生剤の点滴で様子を見ましょうと言われ、帰ってきました、

PR

↓励みになります。よかったら応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 60代以上の生き方へにほんブログ村 美容ブログへにほんブログ村 グルメブログへ




関連記事

呼吸器内科へ

口腔内科の先生に言われて、月一回通っている主治医の呼吸器内科の先生に、薬を減らすように、言われたこ

記事を読む

四十九日法要の準備

銀行や役所の手続きと同時進行でやらなきゃいけないのがこ四十九日法要の準備です。 この時期、毎週

記事を読む

義母の介護認定調査

義母の介護認定調査 わたしにとって親と呼べる人は、義母のみになりました。 まぁ、年齢といえば

記事を読む

no image

奇跡の回復力

担当医の話のあと、わたしたちはいつ病院から呼び出しがあってもいい覚悟をして、日々を過ごしていました

記事を読む

相続の手続き~年金編

未支給年金請求の手続き 亡くなった母の手続き、まだ残っていました。 未支給年金請求の手続きで

記事を読む

no image

後悔

母は霊安室へ連れていかれました。 わたしは、いったい何をすればいいのかわからず・・・ とりあ

記事を読む

義母のこと、腰のMRI

金曜日、大学病院へ行くと、かかりつけの整形外科の医師がMRIの予約をしてくださっているのかと思えば、

記事を読む

義母のこと、その後

奇跡の回復をとげた義母は、リハビリを続けました。 しかし、右手のマヒは残ったままで、お箸は使

記事を読む

脊柱管狭窄症

検査入院した翌日、義母はMRIを受けました。 その日の夕方、医者から説明がありました。

記事を読む

義母のこと、繰上法要

病院で最期を見届け、義母はきれいにしてもらってから、予定していた葬儀場へ連れていきました。

記事を読む

PR

PR

義母のこと、繰上法要

病院で最期を見届け、義母はきれいにしてもらってから、予定していた葬儀

義母の最期

病院に呼ばれ、説明を受けてから数日後、病院から電話があり、未明になく

義母のこと、緊急入院

義母は、あまりしゃべらなくなり、声を出す回数が減ってきて、喉が狭くな

義母のこと、その後

奇跡の回復をとげた義母は、リハビリを続けました。 しかし、右手

インフィオラータこうべ 2016

パソコンの写真整理のために、過去の画像をアップします インフィ

→もっと見る

PAGE TOP ↑