*

葬儀の準備~葬儀社選び

公開日: : 最終更新日:2021/02/03 終活, 家族について, 母のこと, 葬儀

ぼーっとしているわたしに、義姉が、
「葬儀屋さんに連絡した? お寺さんはもう決まってるの?」
と言いました。

葬儀屋さんとお寺さんは決めていました。

父のときに失敗したから、同じことはしないつもりでした。

★葬儀社選び

父は、全国展開している大手の葬儀社の互助会に入っていました。
それが満期になっていて、自分の葬儀はそれでできると思っていたようです。

でも、今思えば、満期の金額自体少ないものだったので、いまどきの葬儀がそれぐらいの金額でできなかったのですが・・・
ちゃんと説明を受けてなかった母は、それでできると思っていたようでした。

葬儀社に連絡すると、スタッフの方がやってきて、

「このたびは、ご愁傷さまでした。」

と、マニュアルどおりの挨拶をして、わたしと母の前にパンフレットをさしだしました。

「今契約していただいてるのは、これでして・・・」

と、薄っぺらい棺をみせ、

「これではちょっと貧弱なので、もうひとランク上のほうがお父様も喜ばれると思うのですが・・・」

と、上のランクを薦め、

祭壇、花、霊柩車など、すべてがその調子で、次々と説明をはじめました。

父の死をまだすぐに受け止めることができず、病院から連れ帰って家で眠っている父のそばに、少しでも長くいたいと思っている母は、その説明を聞くだけでグッタリしている様子だったので、

「おばあちゃんはもういいから」

と言って、ほとんど、わたしと主人で決めました。

結局、少しずつ、少しずつ、ランクアップしていったので、掛け金の3倍ぐらいの金額になっていました。

入金のときもそうでした。

父の貯金の相続が終わるまで払えない旨を説明したのですが、
大手の葬儀社なので、現場と会計は別になっていて、あらかじめ入金の期日が決められていたので、しかたなく、母名義の貯金を貸し出す形で支払いました。

父の四十九日が終わって、スタッフのかたが来られたときに、

「もう一度、互助会の積み立てをしてください」

と言われましたが、母は、「もう、あそこはイヤだ」と言ったので、積み立てするのをやめました。

そして、約1年ぐらいまえ、うちの近くに、地元に根付いた葬儀会館ができたので、説明を聞きにいったら、

「入会金をいただくだけで、積み立てはしなくってもいいですよ」

と言われたので、入会金だけ支払って、会員になってた葬儀社があって、母は、そこでお願いすることにしました。

葬儀社に連絡してから、いつも月参りに来ていただいてるお寺さんに連絡しました。

わたしが、「告別式は何時にすればいいですか?」

とお寺さんに聞くと、

「火葬場の時間は決まってるの?それにあわせた時間になりますよ」
と言われました。

まったく段取りがわからず、「そうなんですか、またわかったら連絡します」

と言って電話をきりました。

まもなくして、葬儀社の方が来られました

お寺さんの話をすると、

「そういうことは全部こちらでやりますので、何も心配しないで大丈夫ですよ。」
と言われ、ちょっとホッとしました。

PR

↓励みになります。よかったら応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 60代以上の生き方へにほんブログ村 美容ブログへにほんブログ村 グルメブログへ




関連記事

no image

蜂窩織炎(ほうかしきえん)

翌日、病院に行ったら担当の先生から説明があるとのこと コロナウイルスの関係で、病室には入れな

記事を読む

no image

季節の変わり目の84才

義母は現在84才です。 我が家から徒歩3分のところでひとりで暮らしています ぜんそくの持病持

記事を読む

義母のこと、頻尿

86才の義母は、頻尿に悩まされています。 起きている昼間は2~3時間ぐらいもつのですが、夜は1

記事を読む

脊柱管狭窄症の手術は無事成功しました

手術は成功して、麻酔から覚めたあとも認知症を発症することもなく、しっかりとわたしたちと会話することが

記事を読む

相続の手続き~年金編

未支給年金請求の手続き 亡くなった母の手続き、まだ残っていました。 未支給年金請求の手続きで

記事を読む

no image

2014年12月

母は、暑さや寒さの体温調節がうまくいかなくなってきたようで、夏や冬になると入院していました。

記事を読む

お彼岸のお参り~四天王寺~一心寺

お彼岸のお参りに行ってきました。 四天王寺へ 経木に戒名を書いて、読経してもらい

記事を読む

no image

2013年の冬

2013年、母は80才を過ぎていました。 心不全をおこしたとき、「がんばって10年はもたせまし

記事を読む

遺品整理

遺品整理は、現在進行形です。 今は遺品整理を引き受けてくれる業者もありますが、かなり高いです。

記事を読む

no image

父が亡くなってからの母

父と母は、とても仲のいい夫婦でした。 父は亭主関白で、わたしが子供のころは、男子厨房に入る

記事を読む

PR

PR

義母のこと、繰上法要

病院で最期を見届け、義母はきれいにしてもらってから、予定していた葬儀

義母の最期

病院に呼ばれ、説明を受けてから数日後、病院から電話があり、未明になく

義母のこと、緊急入院

義母は、あまりしゃべらなくなり、声を出す回数が減ってきて、喉が狭くな

義母のこと、その後

奇跡の回復をとげた義母は、リハビリを続けました。 しかし、右手

インフィオラータこうべ 2016

パソコンの写真整理のために、過去の画像をアップします インフィ

→もっと見る

PAGE TOP ↑