お彼岸のお墓参り~父のいたずら
お彼岸のお墓参りに行ってきました
今回は墓標に母の名前を彫ってもらうために、石材店に行かなくてはいけません
石材店は、墓地から約1キロ奥に行ったところにあります
墓地から石材店までは歩いて行ける距離なので、午前中にお墓参りをすませてから石材店に行こうと思っていました。
お墓の準備は前日にしてあったので、朝食をすませて出かけるだけ……のはずでした
なのに、いざ、出かけようとしたら、鍵が、ない! ない! ない!
どこを探しても、ないんです
もしかして、母の家に置きっぱなし?
って思って、行ってみましたが、やっぱりない!
どうしよう、鍵がないと出かけられない……と、冷静に、鍵を最後に使ったときを思いだしてみました。
どう考えてもバッグにいれてるはず……って思い、
もう一度最初に探したバッグを探しなおすことに……
中身を全部出して探してみると、
ありました!!!
どう考えても入るはずのない、バッグの縫い目みたいなすき間に入り込んでいたんです
なんとか見つかったので、出発したんですが、かなり時間がかかってしまったので、先にお墓参りする時間がなくなってしまいました
なので、先にタクシーで石材店へ向かいました。
タクシーに乗っていると、墓地をとおり過ぎたあたりから、車の量が増え、トラックも走ってたりして、舗道もなく、かなり危ない道のり
でもまあ、タクシーを呼ぶ距離でもないし、歩くしかないな、と思っていました
石材店で、母の俗名、戒名、亡くなった日付などを説明して、お墓に納めてもらう愛用品(永代供養するので、お墓には遺骨ではなく愛用品を納めます)を渡して、帰ろうとしたときです
手続きをして奥から出てきたお店のかたが
「今ちょうど職人さんが帰ってきたので、車でお墓まで送ります」
って言ってくださったのです
「ありがとうがざいます」
って言って、移動中、その職人さんと話してたら、
「この奥に採石場ができたので、トラックがスピード出してるからこの道を歩くのは危ないですよ
いつもはいったん店を出たら戻ってくることはないんですが、なぜか今日は、忘れ物をして戻ってきたんですよね」
っておっしゃってました
もしわたしが、予定通りに家を出て、先にお墓参りしてたら、この、危ない道を歩いてたはず
職人さんが忘れ物をしてなかったら、車で送ってもらえることもなかったはず
あまりのタイミングのよさに、鍵が見つからなかったのも、父の仕業かな
歩くと危ないからって、職人さんと合わせてくれたのかなって思いました
わたしは霊感もなく、父や母の夢をみることってほとんどないけど、
こういう偶然で、感じることってよくあるんですよね
今でも、亡くなってからでも、父の深い愛に守られてるんだなって実感しました
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